パプリカ オランダ産パプリカは最新技術で栽培されていた!!

世界ランキング農産物輸出額トップの国はやはり米国ですが、第2位の国はオランダです。(オランダ:866億ドル 2012年)

米国の農産物輸出額が大きいのは大豆、トウモロコシ、小麦と穀物が大きなウエイトを占めています。
これは国土の面積から容易に想像できますが、九州ほどの面積しかないオランダが世界第2位というのは、栽培面積が小さいことから花卉や野菜のような集約型の品目に集中して生産・輸出しているからです。

また、最も重要なのは限られた面積の中でどれだけ生産性を上げられるか、
いわゆる どれだけ多くの収量を上げられるかです。
オランダでは、これを産学官連携で進めているとの事です。
国を挙げて、大学まで巻き込んで農業をビジネスにしています。

オランダの産地に行けば、そこら辺一体がガラスハウスです。
夜、飛行機の上空から眺めてみると花卉の電照栽培のガラスハウスがキラキラと本当に綺麗なものです。

日本に輸入されているオランダ産パプリカもガラスハウスで栽培されています。
ガラスハウスの設備は収量を上げる為に最新のハウスがほとんどで、ハウス内はコンピューターで管理されています。
ハウス内の温度、湿度、溶液のタイミング、採光 全てがコンピューターで制御され、自動で最適な環境を作っています。
とても甘くてみずみずしいパプリカは、清潔な最適な環境のハウスの中で作られています。

小さい面積で より大きな収穫を実現する。
収穫後の物流面から考えても、同じ場所から大量に出荷できるというコスト削減効果もあります。

因みに、韓国産パプリカは、早い段階でオランダ式のガラスハウスを導入し、
オランダの技術を採用して日本向けに生産・輸出を促進した結果です。

技術が食文化を創造し、貿易が食文化を拡げる  食卓にオランダ産パプリカをどうぞ。

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