玉葱 明治時代から伝播された新しい野菜

玉葱は、江戸時代に南蛮船によって伝えられたという記録があります。しかしあまり普及せず、明治になって政府が欧米から多くの種子を導入し各地に試験させたことより、札幌と大阪で栽培し始めたのが第一歩と言われています。

その後、2つの産地は品種改良を繰り返し、食文化が洋風化するにつれて、広がりを見せていきます。今では、全国100万トン程度の生産があり、なくてはならない野菜です。

中国では、18世紀にやはりヨーロッパの白人がマカオに伝え、広東省一体で栽培が始まったそうです。 多くの野菜が昔に中国大陸や朝鮮半島から伝わっているところからすれば、玉葱は、違うルートからの新しい野菜といえます。

玉葱は、中国でも"洋葱"といい、西洋から入った葱と言う比較的新しい野菜です。しかし、厳密的には、紀元前2世紀にシルクロードを通って伝えられたという記録もあります。一般には普及しなかったのでしょう。

現在、輸入生鮮玉葱は、90%が中国からです。中国からは『剝き玉葱』が主流ですから、そのことが輸入量の多さに起因しています。(他国の玉葱はすべて未だ皮付き玉葱です。)

青果ご担当者様、青果バイヤーの皆様へ、

輸入剥き玉葱は、首舜(スペソン)が得意とする野菜です。産地の特徴、産地動向、産地の切り替え、ご契約 何なりとお申し付けください。

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