レタス 氷山レタスって変な名前!

日本でレタスと言えば、一般的に玉レタスを指します。最近では店頭でもレタスの種類が増え サニーレタスやリーフレタス、ロメインレタスと手に入ることが多くなりました。

レタスの本場と言えば、やはりアメリカ。大きなハンバーガーにたっぷりのレタスを挟んでガッツリ食べるのがアメリカン。

アメリカでは、このクリスプヘッド型の玉レタスをアイスバーグレタス(ICEBERG LETTUCE)と言います。氷山レタスとは奇妙な名前ですが、今のように冷蔵トラックがなかった1920年代に貨車で西海岸からニューヨークのある東海岸までレタスを運んだときに、レタスを濡れないようにしてその上に氷をかぶせたそうです。それが氷の山に見えたことが言葉の由来だそうです。

レタスの大産地はカリフォルニアのサリナス、サンフランシスコより少し南に行ったところにあるサリナスバレーは、モントレー湾からの海風が入ってくるため、夏は涼しく、冬は暖かく、雨も少なく、農業に適したとっても気候の良いところです。『世界のサラダボール』と言われるように サリナスではレタスのみならず多くの野菜・果実が栽培され、全米だけでなく多くの国へ輸出されています。

日本でブロッコリーが定着したのも、夏場のケーキにイチゴがトッピング出来るようになったのも、ここサリナスから供給されたものからです。

アメリカ産の農作物は、棚持ちが良いものがたくさんあります。上述のようにアメリカ産のレタスは、サリナスからニューヨークまで運ばなければならず しっかりと巻いた玉の大きなもので、見たからに長持ちしそうです。

気候が良いという理由だけでなく、国土の広い全米に供給するために培ってきた長年の技術が多くの国への供給をも可能にしたと言えます。

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