紅芯大根 紅芯大根って家庭の味?

紅芯大根は、別名:心里美、北京心里美と中国で呼ばれ、北京特産の野菜で、北京を中心とする、北のエリアで多い一般的な野菜です。
家庭料理として、千切りにして甘酢でつけられて食べられます。
昔の中国の文献、清の時代 光緒3年(1877年)の文献に紅芯大根の事が書かれていたという事ですので、140年前からある野菜のようです。

中国のことわざで、『头伏萝卜,二伏菜』というのがあり、大根は頭伏に播種し、葉物野菜は2伏に播種するのが良いと言われます。
いわゆる頭伏=初伏は、夏至から数えて第三の庚の日で、土用の丑の日頃に大根を播種し、
2伏=次の庚の日(10日後)に葉物野菜の播種をする事を意味しています。
冬前の良い時期に収穫出来るようにする、農家の知恵だったのでしょう。

しかし、紅芯大根は、最も美味しく育てるのは2伏以降に播種すべきとされており、
糖度が増すこの野菜にとっては、地面が凍る直前に収穫されるのが最も美味しいのでしょう。

現在 首舜(スペソン)は、吉林省で秋から冬に収穫したものを冷蔵庫に貯蔵しながら春先まで販売します。
その後は、同じ北のエリアの山東省でハウス栽培させたものを春に収穫し、夏前には、更に北の吉林省で収穫し、産地をリレーさせます。

そう言えば、紅芯大根を温かい福建省で栽培してもらった事がありますが、全てが赤い色にならなかった経験があります。
ひょっとすると、赤色と土の温度に関係があったのではないかと考えてしまいます。

首舜(スペソン)は、紅芯大根を年中 安定的に供給しております。

青果ご担当者様、青果バイヤーの皆様へ、
紅芯大根のご用命は、首舜(スペソン)へお願いします。
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