パプリカ パプリカは全世界から輸入出来ません

日本において生鮮輸入パプリカは、韓国産 オランダ産 ニュージーランド産がメインでその他の国は殆ど見られません。

ピーマン・トウガラシ類の生産量が全世界で一番多いのは中国(1,580万トン2013年)で、全世界の50%以上の生産量だそうです。
トウガラシの生産が多いのかもしれません。
パプリカの本場であるヨーロッパにおいては、ピーマン類をスペインが約100万トン生産し、オランダは約30万トンの生産です。
ヨーロッパでは冬にオランダ産パプリカはなく、スペイン産が中心になるそうです。

にもかかわらず、ヨーロッパからはオランダ産だけが日本へ輸入されます。

なぜ輸入国が限られているのでしょう?
それは日本の植物防疫の規制によるところからです。
海外には日本にいない病害虫が存在します。
その中で果実・果菜類の大敵であるミバエは、日本にはいなく、ミバエの発生国からはミバエが付着している可能性があるという事から、
果実・果菜類は輸入出来ません。
ミバエは、果実に付着し、実を食い荒らすハエです。

ヨーロッパには、地中海ミバエが発生しており、ヨーロッパからは果実・果菜類は輸入できません。
しかし、オランダ産パプリカだけは、条件付き貨物として輸入されています。
解禁前に、オランダ政府からの輸出要請によって実現した結果です。

当時、このようなやり取りがあったのではないかと想像します、あくまでも想像です。

オランダ政府「園芸国である我が国は、日本人が知らない甘くて美味しいパプリカをいっぱい作っているので、何とか日本へ輸出したいんだけど...」

日本政府「ダメダメ!ヨーロッパは地中海ミバエがいるから、果菜類は日本に持ってきてはダメ!」

オランダ政府「地中海から離れたオランダにミバエがいる訳ないでしょう。ましてや、パプリカは、ハウス栽培だよ!」

日本政府「じゃー、ミバエがいないことを証明できる?」って感じですね。

今、日本へ輸入されているオランダ産パプリカは、トラップテストでミバエの発生していないことを確認し、
その地域を限定し、尚且つ、日本の植物防疫官が毎年確認して出荷されています。

ちなみに韓国・ニュージーランド・中東は、ミバエが発生していない国として果実・果菜類の輸入が可能です。
昨年解禁されたカナダは、ミバエは以前よりいなかったものの、タバコベト病の発症国としてパプリカは輸入出来なかったのですが、
タバコベト病防止管理が徹底できるとの事で輸入が可能になりました。

青果ご担当者様、青果バイヤーの皆様へ、
パプリカのご用命は、首舜(スペソン)へお願いします。
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